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本日、中国の四川省で大地震があり、多くの犠牲者が出ているようで、心配しております
先日東京でも、夜中に大きな地震があり、いよいよ来たか!と身構えました。いつ大地震がきてもおかしくないと思います
私は、神戸大学医学部1年生の時に、阪神淡路大震災の震度7強を経験しております。鉄筋マンションの8階に住んでおりましたが、2階が少しひしゃげていました。近所の木造住宅はほぼ全壊でした。近所でもいたるところで、火事が起こり、電車は脱線し、高速道路は横倒しになっていました。街はまさに戦場と化していました
学生時代のいろいろな思い出があった、私の母校―灘校の体育館も、死体安置所となり、死体がズラッと並んでいました。犠牲者は約6000人、神戸大学全体で約40名、医学部は2名の学生が犠牲となりました。天災の恐ろしさを感じました
神戸大学医学部の先輩ドクター達は、昼夜休むことなく、必死に人命救助に携わっていました。私たち医学生にできる医療行為は限られていましたが、サポートさせていただいておりました
大震災を経験して思ったことは、「とにかく今を懸命に生きる!」ということです。今もその強い思いは変わりません。大震災を経験した人で、同じように考えている人も多いと思います
阪神淡路大震災から13年が経過し、神戸の街は復興し、またとても美しい街になっています
今回地震のあった四川省でも、被害が大きく広がらず、一刻も早い復興を願っております
飲料水・非常食・懐中電灯など、最低限のものは準備しておきたいですね!
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